みなさんこんにちは!MAYAです
今日はみなさんに私がダンサー、パフォーマーとして、そして講師として長年のアメリカ
生活で経験した事、感じた事を少しお伝えできればと思います
初めに、、
Unityで大事にしていること
それは
“Free style”
フリースタイル (即興ダンス)
ダンスを教えるにあたり、グループで振付を仲間と一緒にチームワークや連帯感を感じて踊る事も大事ですよね
でもそれだけだと個性が出しづらい
そこで、一人(ソロ)で自由に思うがままに音を感じ、即興で踊る
フリースタイル(自由に踊ること)をUNITYでは重視してます



レッスンでは出来るだけフリースタイルセッションの時間を作っています
自由に踊って!と言われてもなかなか難しい。得意な子もいれば消極的な子も
でも強制はしない
人によってタイミングが違うから、準備が出来ればほぼ100%出来るようになる
話は変わって
私、MAYA とリズムは長年アメリカや世界の国々でダンスを教えてきました
(写真はノルウェー・オスロのレッスン模様)
国によって文化や人種の違いがはっきりダンスにも現れるので興味深いです
ダンスも歴とした文化

ロサンゼルス公立小学校のアフタープログラムでもダンスを教えてきたリズムですが、
ダンスを習っていない子達もフリースタイルサークルが大好き!
一旦サイファーが始まると『もういいよ〜』ってくらい盛り上がりますw
これがまた可愛いのです

アメリカでいうと子ども達は(子供に限らず全般的に)このフリースタイルが得意です
得意というか、自由に踊って!というと大体の子がダンスの経験がなくても躊躇なくサークルに飛び込んでいきます
大人もパーティーや人が集まればみんな踊り出す
あらゆる場面でダンスがありとても賑やか
HIP HOPがアメリカの文化なくらいです
それくらいアメリカ人にとって踊るということは全然特別なことではないんですね
私のファミリーも含めて主にブラックカルチャー(アフリカ系アメリカ人)
の中にいたので特にそう感じたのかな?っと思います
国民性というか、、アメリカの文化は自己主張が強く権利や意見をはっきり主張するケースが多いです。
それが子供の頃から根付いていて、ダンスにもはっきり現れますね

レッスン中やオーディションなどでもとにかく前列に行きたがります
前へ前へ、目立ちたい!
ダンスをやる上ではそれくらいの方がいい
分かってはいつつもも初めはその勢いに圧倒させられっぱなしのMAYAでした
どちらかというと消極的だったMAYAはフリースタイルも苦手で初めはたくさん戸惑い、
苦労しました
なかなか自由に踊れない・・私のスタイルってなに・・?
でもそんな世界に10年以上いたMAYAは自然と表現力や個性を出していく方法を身につけていきました
というか身につけないとアメリカのエンタメ界では生き残っていけません、、!

でも苦労した分、みんなの恥ずかしい気持ちや、一歩踏み出す勇気が出ないことなど痛いほど気持ちが良くわかります
人から言われたことをこなすのは簡単ですね
自由に振る舞うって難しいし勇気がいることだと思う
でもやっぱり私はそれがとっても大事なことだと思うからレッスン中、生徒達に
主張していいんだよ〜
自由になってもいいんだよ〜
と進んで言葉かけをするよう心掛けています☆
発表会や公演の最後には必ずこのフリースタイルサークル、サイファーをします
音楽も何が掛かるか分からない、その場の空気を読んで、好きな音が掛かったらサークルへ飛び込んでいく。普段レッスンでやってるよりも、観客の前でフリースタイルする事はかなり勇気のいる事だと思う。
舞台上で意を決してサークルに飛び込んでいくみんなの表情は真剣
そのもの
今回のUNITYフェスでも、もちろん最後はサイファーで閉める
出来るかどうか分からないと最後まで迷っていた子もいた
フェス後、
「まやー!サイファーでフリースタイルやったよ!出来たっ!」
と自信に満ち溢れた表情で伝えてくれました
そんな瞬間が、たまらなく嬉しい・・
成功体験が大事!!!
振付がなくても踊れる「自由さ」をいっぱい感じてもらいたい、自己表現していって欲しい
ダンスを通じてその『コア』となる部分を育んでいきたいです☆
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